皆さま、こんばんは。
居酒ジャーナルのお時間です。
本日は「たい焼き」の発祥について取り上げました。
とくに寒い時季は、たい焼きを食べたくなりますよね。
もちろん季節に関係なく、筆者は甘いたい焼きが好きですけど。
このたい焼き、果たして発祥はどこなのでしょうか。
だれが考えたのでしょうか。
気になったので調べてみました。
たい焼きは今川焼き(大判焼き)から派生した食べ物
「大阪浪花家」にて
たい焼きは、今川焼き(大判焼き)から派生した食べ物だと言われています。
たい焼きの発祥については、
明治時代に鋳物の型を使って作られたとされる説があります。
明治時代末期の文学作品や新聞記事などには、すでに「鯛焼」の記述があるんですね。
発祥店に関しては、
1909年に創業した麻布十番にある「浪花家」の考案説があるのですが、
しかし、それ以前から営業していた鯛焼屋が存在することを示唆する新聞記事も存在するのです。
どうやら諸説あるようで、限定されていませんね。
もっとも、『たべもの起源事典』(東京堂出版)によると、
1909年(明治42)創業の浪花家総本店の初代神戸清次郎が創作したのがはじまりとしています。
その経緯は、「今川焼きを始めたが一向に売れず,亀の形の亀焼きも失敗する。ところが,めでたいタイの姿にしたところ,(略)飛ぶように売れたという」と紹介しています。
ちなみに、芸能人のたい焼き好きも多いようで、
さらにエアロスミスのスティーブンタイラーは大のたい焼き好きで、
日本で公演があるときは、一丁焼きで人気の「浪花家総本店」のたい焼きを食べるそうですよ。
メディアにも紹介されていますが、
大阪には「浪花家総本店」から暖簾分けで独立した「大阪浪花家」(大阪の中崎町)があります。
たい焼きには1匹ずつ焼き上げる一丁焼きと鉄板で複数匹を焼き上げる養殖物の2種類がある
たい焼きの「焼き型」には、
1匹ずつ焼き上げる型と、鉄板などで複数匹を一度に焼き上げる型の2種類があります。
たい焼きの味にこだわる人々の中には、
前者で焼いた鯛焼きを「天然物」や「一丁焼き」と呼び、
後者を「養殖物」などと呼び、違いを明確にする場合があるそうです。
一丁焼きは少なくなっていますが、
筆者の住む大阪では「鳴門鯛焼本舗」や「大阪浪花家」が一丁焼きです。
一匹ずつ焼き上げるので、あんこが多いのが特徴とされています。
まとめ
たい焼きはおいしいですね。
スーパーにも売っていますが、やはり専門店であつあつを食べたいものです。
以上、今回はたい焼きの発祥について取り上げました。
関連記事
コメント