皆さん、こんにちは!
春うらら、柔らかな風が北新地の夜を通り抜けるこの季節。少し特別な夜の使い方を、楽しんでみましょう。
北新地で”給食”——この組み合わせ、ちょっと気になりませんか。
今回ご紹介するのは、カジュアル割烹BAR「北新地給食室」。大人の街・北新地にありながら、どこか懐かしく、しっかりと贅沢。料亭出身の料理長が手がける本格料理を、給食のような”遊び心”とともに味わえる、唯一無二の隠れ家です。
おひとり様から宴会まで幅広く対応。10名以上の貸切もでき、カラオケも完備。さらに12:00から営業しているのに完全予約制というのが、訪れる前から”特別な一夜”の予感をかき立てます。
「北新地給食室」——非日常は、鍵の向こうから始まる
場所はJR北新地駅から徒歩3分。賑わう通り沿いのビル4階にあります。
まず驚かされるのが、入口が”鍵付き”であること。インターフォンを押して中へ——この”ひと手間”が、すでに隠れ家体験のプロローグです。ドアが開いた瞬間から、街の喧騒が遠くなる感覚がある。
入り口には鍵がかかっています
店内はソファ席12席+カウンター5席。ビール、日本酒、希少なウイスキーを片手に、肩ひじ張らず本格料理と向き合える空間が広がっています。
北新地と聞くと「敷居が高い」と身構えてしまいがちですが、ここはカジュアル割烹を掲げるだけあって、空気感は意外なほどフレンドリー。「海外の方も含め、日本食の味わいや”給食”という文化を身近に感じていただけるアットホームな雰囲気を大切にしています」と店主さんは語ります。
本格料理が可愛らしい器やグラスで供されるのも、この店ならではのニクい演出。真剣においしくて、ちゃんと楽しい。そんな一軒です。
名物「金の卵」からスタート!——季節のおまかせコースが、大満足の理由
おすすめは、飲み放題付き「季節のおまかせコース」5,900円〜(予算に応じて相談可)。本格割烹を給食風にアレンジした内容で、名物の金の卵付き・前菜盛り合わせやお刺身盛り合わせなど、最初のひと皿からテンションが上がる構成です。
初めての方は、金の卵を見て「なにこれ?」と目を丸くするはず。それがこの店の、狙いどおりの第一印象です。
名物のひとつが金の卵、テンションアップ!
そして何より、料理の創作の妙が光ります。旬の素材をきっちり押さえながら、ひと皿ごとに意外性がある。「次は何が来るんだろう」というワクワクが最後まで続き、メイン、ご飯、デザートまで”コースとしての満足感”がしっかり積み上がっていきます。
※コース料理は全員一斉スタート制。予約時は時間に余裕を持たせておくのが得策です。
さらに、”給食室”の名にふさわしく、トトロ、ドラえもん、ドラゴンボールといった国民的キャラクターが料理にこっそり紛れ込んでいます。大人が童心に帰れる小ネタの仕込み方が、実に心憎い。
実食レポート「季節のおまかせコース」——本気の素材×遊び心で、最後まで飽きない
今回いただいたコースの内容を、一部ご紹介します。
金の卵(燻製)
いきなり名物。薫りの立ち方が見事で、一口目から「今夜は良い夜になる」と確信させてくれます。

造り(アワビ、伊勢海老、中トロ、ウニ など)
アワビも伊勢海老も、生きた状態で登場。鮮度の説得力が段違いで、北新地らしい豪華さをきっちり体現しています。格別の旨さ、という言葉しか出てきません。
造りが新鮮
アワビもこりこり
蓮根のはさみ揚げ/豚肉の炊いた物
揚げの香ばしさと、炊きのじんわりとした旨み。和食の”芯の強さ”を感じる組み合わせ。豚肉は「うんまっ!」と声が出るレベルで、作り方の極意まで教えてもらえます。
めちゃうま!
自家農園のヒョウタン柴漬け
口直しが自家農園産というひと手間が、コース全体の品格を上げています。こういう一品を丁寧に差し込める店は、信頼できる。
メヌケとヒョウタンの柴漬け
メヌケ(深海魚)の焼き魚
火入れが実に丁寧で、しっとりした仕上がり。魚好きなら、ここで静かに唸るはず。
白子と筋子のごはん
白子は素揚げ、たくあんは自家製。すべてのバランスが整っていて、〆として申し分ない満足感です。

伊勢海老の味噌汁
デザート・ドリンク
りんごを赤ワインで煮込んだ、濃厚な余韻。さらにトウモロコシのひげ茶まで添えられ、コースの終わりまで丁寧に整えてくれます。

最後に御菓子も
最初から最後まで、ただ”おいしい”だけでなく「どうおいしくするか」「どう楽しませるか」が一皿ごとに宿っている。この密度は、リピーターを生んで当然です。(お任せなので内容は変わります)
まとめ——北新地で”給食”を名乗る理由が、ここにあった
北新地にこんな店があるなんて、という驚きから入り、最後は「また来たい」という気持ちで終わる一夜。料理はどれも手が込み、造りは鮮度抜群。それでいて堅苦しさはなく、空気感はどこまでもカジュアル。大人が気軽に割烹体験を楽しめる、貴重な一軒です。
春の夜、「北新地で面白い店を知っている」と言いたい日に。
鍵の向こうの給食室へ、ぜひ一度。
店名:北新地給食室
住所:大阪市北区曽根崎新地1-4-7 小西ビル4F
電話:050-5462-3645
営業時間:[月〜金] ディナー 12:00〜27:00 [日・土・祝] ディナー 18:00〜27:00
(営業時間、閉店時間は日によって異なる場合あり)
定休日:無休
アクセス:JR北新地駅から徒歩3分

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