UCCコーヒー博物館、6年ぶりにリニューアルオープンです。 “コーヒーのテーマパーク”として7月1日始動!何が変わったのか。詳しく取り上げました。(なお本記事はプレスリリースを参考に制作しました)
いつ・どこで・何が変わる?
日本唯一のコーヒー専門博物館「UCCコーヒー博物館」(兵庫県神戸市中央区港島中町6-6-2)が、2026年7月1日(水)にリニューアルオープンします。2020年3月に新型コロナウイルスの感染拡大を受けて休館してから実に6年ぶりの本格再開で、躯体・内装・外構に至るまで大規模な工事・改修を実施。コンセプトも「コーヒーのテーマパーク」へと刷新し、コーヒー好きはもちろん、普段コーヒーを飲まない方やお子さまも含めたすべての来館者が学び・楽しめる施設に生まれ変わります。
入館予約はいつから?料金は?

入館は完全予約制で、2026年5月15日(金)正午12時より専用サイト(https://www.ucc.co.jp/museum/)にて7月分チケットの受付が始まります。
入館料
- おとな(高校生以上):880円(税込)
- こども(小学生・中学生):440円(税込)
開館日時:水〜日曜、10〜17時(月・火は休館、ただし祝日は開館)
館内は完全キャッシュレス(クレジットカード、交通系電子マネーなど)です。なお、ミュージアムショップは入館予約・入館料なしで利用できます。
リニューアルの目玉① ― コーヒーの科学と未来がわかる「体験ラボ」(新設)


今回のリニューアルで最も注目される新設エリアが、展示室の最後に位置する「未来」ゾーンです。UCCの研究開発部門「UCCイノベーションセンター」の最新知見をもとに、二つのテーマでコーヒーの未来を体感できます。
サイエンスコーナーでは、コーヒーの成分や風味のメカニズムなど、研究・技術開発によって明らかになった新しいコーヒーの魅力を科学的に紹介。「コーヒー博士」というキャラクターがナビゲーターとなり、子どもでも直感的に楽しめるハンズオン(触れる)展示が多数設けられています。
サステナビリティコーナーでは、いわゆる「2050年問題」―― 地球温暖化によってアラビカ種の栽培適地が2050年までに半減するという予測 ―― を取り上げ、コーヒーが抱える環境課題と持続可能な未来について来館者とともに考える構成になっています。エリアの締めくくりには「コーヒータイプ診断コーナー」も用意されており、コーヒー好きにはたまらない体験ができます。
リニューアルの目玉② ― 多彩な体験コンテンツ(4種)
展示を観るだけでなく、「やってみる」楽しさを大幅に強化。体験コーナーは4種類あり、それぞれ別途予約(チケット購入)が必要です。
Lounge by UCC COFFEE ACADEMY(コーヒーラウンジ)
UCCグループのコーヒーのプロフェッショナルが提供する、コーヒーのフードペアリング体験が中心。フードペアリングとは、コーヒーと相性のよい食事を組み合わせることで、双方の味わいを引き立て合う楽しみ方です。上質な空間で「コーヒーの価値観が変わる」と謳う特別プログラムで、コーヒー体験の最高峰を目指す方向けの内容です。展示エリアも見学する場合は、別途入館チケットが必要です。
Cube by UCC COFFEE ACADEMY(ワークショップルーム)
コーヒー教育機関「UCCコーヒーアカデミー」の機能の一部を体験できる施設。ペーパードリップ体験、オリジナルブレンドを作る「ブレンドづくり体験」、見た目もキュートな「3Dラテアート体験」など、コーヒー初心者やお子さまでも楽しめるセミナーがそろっています。こちらも展示見学には別途入館チケットが必要です。
Studio by UCC COFFEE ACADEMY(焙煎体験ルーム)
手網焙煎を使って、自分好みの焙煎度合いでコーヒーを仕上げる体験セミナーです。「自家焙煎はハードルが高い」という初心者にもおすすめ。参加には「焙煎体験チケット」と「入館チケット」の両方の事前購入が必要です。
テイスティングコーナー
入館チケットに含まれる無料コーナー。1日4回・時間限定で月替わりのコーヒーを試飲できます。毎月変わるラインナップで、リピーターにも楽しみがあります。
既存展示もリニューアル ― 起源から文化まで7つのゾーン
博物館の定番コンテンツである展示室も刷新されています。エスカレーターで1階から上がり、展示室7までアトリウムを取り巻くらせん状の緩やかな傾斜を下りながら見学する構造はそのままに、コンテンツが充実しました。
順路は「起源」→「栽培」→「鑑定」→「焙煎」→「抽出」→「UCCヒストリーエリア(リニューアル)」→「文化」→「未来(新設)」の8ゾーン構成。コーヒーがイスラム世界で厳しく管理された歴史から、農作物としての栽培工程、品質チェックを担う鑑定士の仕事、焙煎・抽出の技術、世界各国のコーヒー器具コレクション、コーヒーカップのコレクション展示まで、コーヒーにまつわるあらゆる情報を映像やハンズオン展示で学べます。
ミュージアムショップも大幅拡充
ここでしか購入できないオリジナルグッズのラインナップが大幅に増え、来館の思い出を持ち帰れるお土産が充実しています。ショップだけの利用は入館予約・入館料不要なので、近くに立ち寄った際に気軽に覗けます。
博物館の背景と「UCC神戸コーヒービレッジ」構想
UCCコーヒー博物館は1987年10月1日(コーヒーの日)に創業の地・神戸で誕生。以来35年以上、国内外から延べ150万人以上を迎えてきた歴史を持ちます。今回のリニューアルでは博物館単体の強化にとどまらず、隣接するUCCイノベーションセンター、UCCコーヒーアカデミー、UCC神戸本社と連携した「UCC神戸コーヒービレッジ」として、コーヒーの知と技の発信拠点を一体的に強化していく方針も打ち出されています。コーヒー好きにとっては、神戸を「コーヒーの聖地」として訪れる新たな理由が生まれたといえるでしょう。
お問い合わせ先:UCCコーヒー博物館(神戸市中央区港島中町6-6-2) 公式サイト:https://www.ucc.co.jp/museum/ 最寄り駅:ポートライナー「南公園」駅 徒歩1分

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