「遠くへ行きたい」Cafe 勘助とは?富山・朝日町の郷土料理みそかんぱを紹介

テレビ番組
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2026年9月13日(日)放送の「遠くへ行きたい」では、元サッカー女子日本代表の澤穂希さんが富山県の黒部市から朝日町を旅します。

今回のテーマは「きときと富山 夏の名水めぐり」。黒部峡谷や名水、ヒスイ海岸など、富山ならではの自然をめぐるなかで登場するのが、朝日町山崎地区にある「Cafe 勘助(カフェ かんすけ)」です。

ここで澤さんが味わうのが、朝日町山崎地区に昔から伝わる郷土料理「みそかんぱ」。名前だけ聞いても、どんな食べ物なのか想像できない人が多いのではないでしょうか。

Cafe 勘助は、そんな珍しい郷土料理を気軽に味わえるだけでなく、地域の人たちが集う「寄り合いの場」として誕生した、どこか懐かしいカフェです。

今回は、Cafe 勘助の特徴や店主・宮腰二三代さんの思い、名物のみそかんぱ、人気メニュー、口コミなどを紹介します。

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Cafe 勘助とは?元雑貨店を改装した地域の憩いのカフェ

Cafe 勘助があるのは、富山県下新川郡朝日町山崎。

2023年5月27日にオープンしたカフェです。もともとこの建物では、店主・宮腰二三代さんの祖母、そして母親が雑貨店を営んでいました。雑貨店は2015年まで営業していましたが、その後は空き家になっていました。

宮腰さんは長年、学校事務職員として勤務していました。退職後、ご実家をどうするか考えたことが、Cafe 勘助誕生のきっかけだったそうです。

建物は店舗を兼ねた大きな家で、簡単には売却できません。それなら自分で活用し、人が集まれる場所にしてみようと考えました。

しかも宮腰さんの思いは、単に「カフェを開きたい」というものだけではありませんでした。

過疎化が進む地域で、年配の人たちが集まってお茶を飲み、話ができる場所を作る。そうすることで地域が少しでも元気になればという思いがあったのです。

実際、いまでは地元の人だけでなく、町外や遠方からも客が訪れる店になっています。

店名「勘助」の由来も家の歴史にあった

「Cafe 勘助」という少し変わった店名にも、ちゃんと理由があります。

「勘助」は宮腰さんの曽祖父の名前であり、同時にこの家の屋号でもあったそうです。

祖母、母へと受け継がれてきた商店を改装し、今度は宮腰さんがカフェとして人を迎える。

店名にも、建物にも、この土地で暮らしてきた家族の歴史がそのまま残っているわけです。

新しいおしゃれなカフェでありながら、どこか懐かしく感じられるのは、こうした背景があるからでしょう。

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「遠くへ行きたい」で澤穂希が食べる「みそかんぱ」とは?

 

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Cafe 勘助を訪れたなら、ぜひ味わってみたいのが「みそかんぱ」です。

みそかんぱは、富山県朝日町の山崎地区に伝わる郷土料理です。

炊いたご飯をすりこぎなどでつぶし、小判型に成形して棒に付け、両面をこんがり焼いて味噌を塗って食べます。

見た目は秋田県のきりたんぽや岐阜・長野の五平餅にも少し似ていますが、朝日町山崎地区に伝わってきた独自の食文化です。

富山県の公式サイトによると、その始まりは昔、炭焼きなど山仕事をする男性たちが山ごもりをしていた時代までさかのぼります。

米を炊いて小判型に握り、木の枝につけて焼き、味噌を塗って食べたのが始まりとされています。(食の王国 富山県)

また、ご飯を木の枝などにつけた際の付き具合で天候を占ったという言い伝えもあります。

さらに祭りや法事などの行事でも作られ、長雨が続いたときには「山神様」に供えて雨が止むよう祈ったとも伝えられています。(あさひ暮らし旅)

単なる「ご当地グルメ」というより、山で暮らしてきた人々の生活や信仰まで刻み込まれた料理なのです。

香ばしいご飯と甘辛いごま味噌が魅力

みそかんぱの作り方を見ると、そのおいしさも想像できます。

炊き上げたご飯をつぶし、小判形にして焼くため、表面には香ばしい焼き目がつきます。

そこへ味噌、砂糖、みりん、しょうゆ、黒ゴマなどを合わせた味噌だれを付けていただきます。地域ではピーナッツやクルミを使った味付けもあるそうです。

お米のもっちり感、焼き目の香ばしさ、味噌の甘辛さ。

素朴な料理ですが、想像するだけでもおいしそうです。

Cafe 勘助の魅力は、この昔ながらの郷土料理をカフェランチとして気軽に味わえるところでしょう。

番組では「みそかんぱ&サバの押しずし 具だくさんの豚汁セット」

「遠くへ行きたい」で澤穂希さんが注文するのが、「みそかんぱ&サバの押しずし 具だくさんの豚汁セット」です。

みそかんぱだけでなく、Cafe 勘助でも人気の「サバの押し寿司」と豚汁を一度に味わえる内容となっています。

Cafe 勘助では、みそかんぱ、サバの押し寿司、おむすびといった、米を中心にした素朴な料理をランチの柱にしています。

華やかな洋食や最新スイーツを売りにするカフェとは違います。

「昔、家で食べたような料理」

そんな温かさがCafe 勘助の大きな魅力なのです。

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料理はほぼ手作り!前日の夜から仕込み

Cafe 勘助では、料理やスイーツの多くを宮腰さんが手作りしています。

朝日町のインタビューによると、営業前日の夜からサバの仕込みや副菜の準備を始め、当日は朝6時ごろから押し寿司を作ったり、豚汁用の野菜を準備したりするそうです。

店に入ってからも米を炊き、豚汁やデザートを準備。みそかんぱも成形しておきます。

大量生産された料理ではなく、一つひとつ家庭料理のように作られていることが分かります。

具だくさんの豚汁や日替わりの小鉢まで手作りというのですから、まさに「お母さんのごはん」に近い感覚です。

実は一番人気は「おむすび定食」

みそかんぱが看板料理ですが、宮腰さんへの取材では「おむすび定食」が一番人気と紹介されています。(富山県朝日町)

観光協会によると、おむすびは複数の具材から選ぶことができ、具だくさんの豚汁と組み合わせたランチが人気です。(あさひ暮らし旅)

握りたてのおむすびに豚汁。

非常にシンプルですが、だからこそ米や具材、味噌汁のおいしさがそのまま伝わってきます。

2026年春に朝日町商工会が発行した資料では、

・みそかんぱ定食
・サバの押し寿し定食
・握りたておにぎり定食

といった「選べる定食」が1,000円と案内されています。

※メニュー内容や価格は変更される可能性がありますので、来店時にご確認ください。

8時間かけて作る「水出しアイスコーヒー」も人気

食事だけではありません。

Cafe 勘助は「カフェ」ですから、コーヒーにもこだわっています。

観光協会によると、水出しアイスコーヒーはなんと8時間かけて抽出。ほかにもハーブティーを使ったクリームソーダや、富山県朝日町周辺で親しまれている「バタバタ茶」などがあります。

さらにホットコーヒーには「勘助ブレンド」があります。

宮腰さんはカフェを始めるにあたり、偶然訪れたコーヒー店の味に感動。その店のマスターが開業支援をしていることを知り、相談したそうです。

さまざまな豆をテイスティングしながら、Cafe 勘助の雰囲気に合うオリジナルブレンドを作ってもらったといいます。

郷土料理の店と思いきや、コーヒーもしっかりこだわっているところが面白いですね。

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店内では地元野菜や豆腐も販売

Cafe 勘助には、小さな販売コーナーもあります。

観光協会によると、「びるだん」の北山とうふや厚揚げ、地元野菜などを販売しています。

かつて雑貨店だった建物が、いまも「物を買う場所」としての役割を残しているともいえます。

カフェ、郷土料理、地元食材、地域交流。

Cafe 勘助は一般的な飲食店とは少し違う、多目的な地域の拠点になっています。

白い壁には作品も!小さなギャラリーのような店内

宮腰さんは絵が好きで、カフェを改装するときから作品を展示できる空間にしたかったそうです。

そこで壁を白くし、展示作品に合わせて照明を移動できるようにしました。

店内では地元の人などが制作した作品も展示され、ちょっとしたギャラリーのような雰囲気も楽しめます。

さらに空いている部屋では、カイロプラクティック、ベビーマッサージ、ワークショップなどが行われることもあるそうです。

単に食事をするだけではなく、人と人が出会う場所。

宮腰さんが当初思い描いた「地域の人が寄り集まれる場所」が、実際に形になっています。

Cafe 勘助の口コミや評判は?

Cafe 勘助は小規模な店のため、大手口コミサイトに投稿されている口コミ数自体はまだ多くありません。

食べログでは2026年9月時点で口コミ数は少数ですが、店の関連キーワードとして「居心地」「五平餅」「コーヒー」「豚汁」などが挙げられています。

一方、朝日町による店主インタビューを見ると、地元だけでなく町外から訪れる客も多いことが分かります。

宮腰さんは学校事務職員として約20校を異動してきたため、当時の知り合いが訪ねてくれたり、知人を連れてきてくれたりすることも多いそうです。

また、昔この場所が商店だった頃を知る地元の常連客も足を運びます。

つまり口コミサイトの点数だけでは測れない、「人づてに客が集まる店」なのです。

木の香りを感じる店内について、観光協会も「居心地のいいお店」と紹介しており、料理だけでなく店そのものの温かい雰囲気が支持されていることがうかがえます。

「遠くへ行きたい」でさらに人気になりそう

2026年9月13日放送の「遠くへ行きたい」では、澤穂希さんが富山・黒部から朝日町へ。

黒部峡谷鉄道やラフティング、名水、ヒスイ海岸などを巡り、旅の途中でCafe 勘助の伝統料理「みそかんぱ」を味わいます。番組案内でも「心和む郷土の味」と紹介されています。

全国的にはほとんど知られていない「みそかんぱ」がテレビで紹介されれば、「一度食べてみたい」と思う人も増えそうです。

観光地の有名店とはひと味違う、地域の日常の中にあるカフェ。

そこに旅番組らしい魅力があります。

まとめ

富山県朝日町山崎にある「Cafe 勘助」は、2023年にオープンした小さなカフェです。

店主の宮腰二三代さんが、祖母や母が雑貨店を営んでいた実家を改装し、「地域の人たちが集まれる場所にしたい」と始めました。

看板料理は、山崎地区に昔から伝わる「みそかんぱ」。

つぶしたご飯を小判形にしてこんがり焼き、甘辛いごま味噌などを付けて食べる、素朴ながら歴史ある郷土料理です。

ほかにもサバの押し寿司、握りたてのおむすび、具だくさんの豚汁など、宮腰さんの手作り料理が並びます。

8時間かけて抽出する水出しアイスコーヒーやオリジナルの「勘助ブレンド」など、カフェメニューにもこだわりがあります。

「遠くへ行きたい」で澤穂希さんが味わう「みそかんぱ&サバの押しずし 具だくさんの豚汁セット」。

派手なごちそうではありません。しかし、その土地で長く受け継がれてきた料理を、その土地で暮らす人の手作りでいただく――。

旅先で出会いたいのは、案外こういう一膳なのかもしれません。

Cafe 勘助 店舗情報

店名: Cafe 勘助(カフェ かんすけ)
住所: 富山県下新川郡朝日町山崎1265-1
電話: 090-3556-7728
営業時間: 11:00~17:00
ランチ: 11:00~13:30 L.O.
定休日: 水曜日・木曜日
座席数: 15席
駐車場: あり
アクセス: 北陸自動車道・朝日ICから車で約9~12分
主なメニュー: みそかんぱ定食、サバの押し寿し定食、握りたておにぎり定食など
参考価格: 選べる定食1,000円(2026年春の朝日町商工会資料)
公式SNS: Instagramあり

※営業時間、定休日、価格、メニュー内容は変更になる場合があります。

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