記事内には、広告が含まれています。
【人生の楽園】和歌山・有田市「Lunch&Cafe よしだ」|手作りの器と野菜8品ランチでもてなす夫婦カフェ開業まで
はじめに
2026年10月17日(土)放送のテレビ朝日系「人生の楽園」の舞台は、和歌山県有田市です。今回の主人公は、陶芸好きが高じてカフェを開いた吉田安子さん(66歳)と、妻を支える夫の静男さん(65歳)です。


2人が営む「Lunch&Cafe よしだ」では、夫婦で焼いた器に、安子さん手作りの野菜料理を盛り付けて提供しています。60歳で学び直しを始め、61歳で会社を辞め、夫と二人三脚で店を開いた安子さん。その歩みには、第二の人生を考える人にとってのヒントがたくさん詰まっています。
この記事では、番組情報や地元の紹介記事、口コミなどをもとに、2人の人生とお店の魅力をまとめました。
有田市・糸我町はどんなところ?
有田市は、全国的なブランド「有田みかん」の産地として知られる、和歌山県中部の街です。有田みかん、おいしいですよね。
お店があるのは市内の糸我町(いとがちょう)。国道42号線から、中将姫ゆかりの寺として知られる得生寺へ向かう道沿いにあります。
糸我は熊野古道の「糸我峠」がある地域でもあり、歴史を感じさせる静かな集落ですよ。
中学の同級生から夫婦に
吉田さん夫婦の縁は、中学1年生のときにさかのぼります。2人は同じクラスで、お互いに好印象を持っていたものの、当時はそれ以上の関係にはならなかったそうです。卒業後は別々の高校に進み、安子さんは京都の短期大学へ、静男さんは地元で建築関係の仕事に就きました。
再会したのは19歳の夏、同窓会でのことです。改めて安子さんに惹かれた静男さんが、自ら電話をかけて交際を申し込みました。こうして和歌山と京都の遠距離恋愛が始まり、2人は23歳で結婚します。その後は3人の息子さんに恵まれ、仕事と子育てに追われる日々を送ってきました。安子さんはスーパーなどを運営する会社で、長年にわたり仕入れの仕事を担当していたそうです。
信楽への旅で出会った陶芸
2人の人生を大きく変えたのが陶芸です。カフェ開業のおよそ8年前、夫婦で焼き物の里・滋賀県の信楽を旅したことがきっかけでした。
初めて土に触れたとき、安子さんは温泉につかったような心地よさを感じたといいます。一方の静男さんは、思い描いた形を自由に作れる面白さにのめり込みました。同じ体験でも、惹かれたポイントが少しずつ違うのが、この夫婦らしいところです。
その後、2人は本格的に陶芸を始め、自宅に工房と窯を設けます。紀美野町の陶芸工房「きみの幸工房」にも週に一度通い、仲間と一緒に腕を磨いてきました。作風は、安子さんが個性的、静男さんが端正。作品は年々増え、自宅には器や小物があふれるようになりました。
開業までの道のり
この投稿をInstagramで見る
「この器を使ってカフェをやったらどうか」。増え続ける作品を前に、そう提案したのは静男さんでした。この一言が、安子さんの人生の転機になります。
安子さんは60歳でカフェの学校に入学。ちょうど新型コロナウイルスの感染が広がっていた時期でしたが、年の離れた若いクラスメイトと机を並べ、一からメニュー作りを学びました。そして61歳で、長年勤めた会社を退職します。
開業の動機は、陶芸だけではありませんでした。定年を迎えるにあたり、これまでお世話になった人たちとのつながりを深め、みんなが集まれる場所を作りたい。そこから、これからの人生の「やりがい」や「生きがい」を見つけたいと考えたのだそうです。
お店づくりを担ったのは、内装業を営む静男さんです。築80年ほどの木造の自宅の一部を、夫婦で試行錯誤しながら改装しました。安子さんが学校で学ぶ間も、どんなお店にするか話し合いながら工事を進めたといいます。
こうして2022年2月、「Lunch&Cafe よしだ」がオープンしました。
どんなカフェ?特徴とこだわり
テーマは「手づくり」
このお店のテーマは「手づくり」です。建物の改装も、料理も、器も、店内の小物も、すべて夫婦で手がけています。

ランチで使われる器は、ほぼすべてが2人の作品です。料理ごとに器が違うので、一品ずつ形や色合いの違いを楽しめます。箸置きも安子さんのお手製で、つぶらな瞳の生き物たちが食卓から見守ってくれます。
店内のあちこちには季節を感じる陶芸作品が飾られています。梅雨どきには窓辺にカタツムリ、柱にはカエルといった具合で、まるで小さなギャラリーのようです。工房仲間の作品も並び、一部は購入することもできます。
店名に込めた思い
店名の「よしだ」は、名字をそのままひらがなにしたものです。若い人にも、同世代の人にも覚えてもらいやすく、親しみやすい名前にしたかったからだそうです。気負わない人柄が伝わってきます。
「マイナスの味付け」
安子さんが料理で大切にしているのが「マイナスの味付け」です。野菜それぞれの味を楽しんでもらうため、砂糖や塩はできるだけ控えます。その代わりに、昆布茶やリンゴ酢で塩味やコクを加えています。
その食べやすさを物語るのが、98歳の女性客がボリュームたっぷりのランチを完食したというエピソードです。お客さん本人も安子さんも、驚き、感動したといいます。
メニュー紹介
とことん野菜DEおもてなしランチ


ランチは「とことん野菜DEおもてなしランチ」の1種類だけ。野菜が主役のおかずが約8品並ぶ、まさに一品勝負のメニューです。これまでに紹介された主なおかずは次の通りです。
- 生春巻き:にんじん、ズッキーニ、きゅうり、水菜などをもっちりした皮で包み、スイートチリソース・粒マスタード・ごまドレッシングを合わせた特製ソースで
- 里芋まんじゅう:茹でてつぶした里芋でエビを包んで揚げた、安子さん自慢の一品
- ピクルス:ラディッシュ、新生姜、ズッキーニ、きゅうり、にんじんなどが入った色鮮やかな箸休め
- 野菜のベーコン巻き:はちみつとマヨネーズを合わせたスイートマスタードで
- キッシュ:ベーコンやミニトマト、小松菜、しめじなど具だくさん
- なすのミートグラタン、ロールキャベツ、茶碗蒸し、夏場のそうめん など
内容は季節や仕入れによって変わります。白ご飯か雑穀ご飯を選べ、みそ汁や「本日の一皿」が付く日もあるようです。食後にはドリンクと、ちょっとしたデザートも楽しめます。価格は税込1,300円(ドリンク付き)と紹介されていますが、最新の料金は予約時に確認しておくと安心です。
看板は「里芋まんじゅう」
なかでも人気なのが「里芋まんじゅう」です。大ぶりのエビが顔を出し、表面はカリッと香ばしく、中はほくほくでなめらか。とろりとした餡をかけて出されることもあり、里芋のやさしい甘みを引き立ててくれます。
カフェメニュー

ランチ以外の時間は、カフェとして利用できます。ブレンドコーヒー、カフェオレ、抹茶、レモネードなどのドリンクは各500円で、プチデザート付き。ソフトクリームセットやケーキセット(各800円、ドリンク付き)もあり、濃厚なチーズケーキが好評です。
口コミ・評判
ネット上の口コミでは、次のような声が目立ちます。
- 野菜中心でヘルシーなのに、品数が多くてしっかり満腹になる
- 1,300円でこの内容はコスパが良すぎる
- 里芋まんじゅうとピクルスが特においしかった
- 器を眺めるだけでも楽しい
- 店主の吉田さんが話しやすく、人柄に惹かれてまた行きたくなる
料理だけでなく、器と人のぬくもりにリピーターがついているお店だといえそうです。
訪れる前の注意点
ランチは完全予約制・1日20食限定です。予約は電話で前日17時まで、1組4名以下というルールが案内されています。営業日は週4日(金〜月)なので、日程をよく確認してから訪れてください。放送後はしばらく予約が取りにくくなることも予想されます。
まとめ
信楽への旅から始まった陶芸、60歳からの学び直し、61歳での退職、そして夫の手による自宅の改装。「Lunch&Cafe よしだ」は、吉田さん夫婦がこれまで積み重ねてきた人生が、そのまま形になったようなカフェです。
自分たちで焼いた器に、野菜たっぷりの料理を盛り付けてお客さんを迎える。中学の同級生だった2人が、65歳を過ぎてなお新しい楽しみを育てている姿に、元気をもらえる人も多いのではないでしょうか。有田を訪れる際は、ぜひ予約をして、2人の「おもてなし」を味わってみてください。
【店舗情報】Lunch&Cafe よしだ(ランチ&カフェ よしだ)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 住所 | 和歌山県有田市糸我町中番218-1 |
| 電話 | 090-4304-5491 |
| 営業時間 | 10:00〜17:00(カフェ 10:00〜11:00/14:00〜17:00、ランチ 11:00〜14:00) |
| 営業日 | 金・土・日・月曜 |
| 定休日 | 火・水・木曜 |
| ランチ | 完全予約制・1日20食限定(前日17時までに電話予約、1組4名以下) |
| 予算 | ランチ1,300円(税込・ドリンク付き)※掲載時の価格 |
| 駐車場 | あり(4〜5台。情報源により台数が異なります) |
| 支払い | カード不可、QRコード決済可 |
| 開業 | 2022年2月 |
| @landcyoshida1960 |
※価格・営業日など最新情報は店舗にご確認ください。
関連記事です↓こちらもお読みください



コメント