【太田和彦のふらり旅】八丈島「梁山泊」とは?島焼酎・明日葉・地魚が絶品の郷土料理店

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太田和彦が八丈島「梁山泊」へ!島焼酎と明日葉、地魚を味わう郷土料理の名店

居酒屋探訪家であり作家でもある太田和彦さんが、日本各地の「上質な居酒屋」を訪ね歩く『太田和彦のふらり旅 新・居酒屋百選』。

2026年9月21日のサンテレビ放送回では、東京都の離島・八丈島が舞台となります。

筆者も太田さんの著作を読んだことがありますが、単に「おいしい店」を紹介するのではなく、酒場の空気、主人の人柄、その土地の文化まで味わおうとするのが太田さんらしいところです。

今回登場するのが、八丈島を代表する郷土料理店のひとつ「八丈島郷土料理 梁山泊(りょうざんぱく)」。

島焼酎、地魚、明日葉、島寿司……。

まさに「八丈島に来たら、まずここで島の味を知りたい」と思わせる居酒屋です。

私自身、八丈島には以前から行ってみたいと思いながら、まだ訪れることができていません。今回の放送を見たら、ますます八丈島へ行きたくなりそうです。

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八丈富士と黒い溶岩――八丈島そのものが酒の肴になる

今回の旅で太田さんが訪れる八丈島は、東京都心から南へ離れた伊豆諸島の火山島です。

象徴的な存在が、美しい円錐形をした「八丈富士」。さらに海岸へ足を運べば、火山活動によって生まれた黒々とした溶岩が広がる「南原千畳敷」があります。

黒い岩場、その向こうに広がる青い海。そして八丈小島を望む景色。

都会の東京とはまったく違います。

そんな厳しくも豊かな自然環境のなかで育ってきたのが、八丈島独自の食文化です。

近海で獲れる魚、明日葉をはじめとする島野菜、くさや、島寿司、そして島焼酎。

東京都も八丈島の代表的な食材として明日葉やキンメダイ、トビウオなどを紹介しています。東京都総務局

自然を見るだけではなく、その土地の料理を食べて初めて旅が完成する――。

八丈島は、そんなことを実感させてくれそうな島です。

太田和彦さんが訪れた「梁山泊」とは?

食べログより

今回、太田さんが暖簾をくぐるのが「八丈島郷土料理 梁山泊」です。

八丈島観光協会も「予約必須の八丈島郷土料理店」と紹介しており、島寿司、旬の魚を使った刺身、明日葉料理、くさや、島焼酎など、八丈島の味覚を一軒で楽しめる店として知られています。八丈島観光協会

梁山泊の魅力をひと言で表すなら、

「八丈島を食べる居酒屋」

ではないでしょうか。

単に観光客向けに郷土料理を並べているわけではありません。

店が大事にしているのは、できる限り島の食材を使うこと。東京都の「TOKYO GROWN」でも、梁山泊は「可能な限り島の食材を使用」し、それらを「島焼酎に合うように」提供している店と紹介されています。

つまり、料理と酒が別々なのではありません。

魚を食べ、明日葉をつまみ、島焼酎を飲む。

この組み合わせそのものが、八丈島の食文化なのです。

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まずは島焼酎「情け嶋」のお湯割り

番組で太田さんが最初に選ぶのが、島焼酎「情け嶋」のお湯割りです。

梁山泊のカウンターには八丈島の焼酎が並び、「情け嶋」をはじめとする島酒を楽しめることが東京都の観光情報でも紹介されています。

旅先の居酒屋で、その土地の酒を飲む。

これは太田さんの番組を見る楽しみのひとつでしょう。

八丈島には独自の焼酎文化が根付いています。

華やかなカクテルなどではなく、島焼酎のお湯割りをゆっくり口にする。

そこに島の料理が一皿ずつ運ばれてくる。

これだけでも、いい夜になりそうです。

お通しは「明日葉のおひたし」

最初に登場する料理は、八丈島を代表する野菜「明日葉」のおひたし

明日葉という名前は「今日摘んでも明日には芽が出る」といわれるほど生命力が強いことに由来するとされ、伊豆諸島を代表する食材として知られています。

味の特徴は、独特の青い香りとほのかな苦みです。

この苦みこそが明日葉の魅力。

おひたしにすれば、派手さはありませんが、島焼酎を飲みながら箸を伸ばすには実にいい肴でしょう。

旅先で食べる郷土料理というと豪華なものを期待してしまいますが、こうした何気ない料理にこそ、その土地の暮らしが表れます。

地魚の刺身盛りは「八丈島産」にこだわる

そして、ぜひ味わいたいのが「地魚刺身盛り」。

梁山泊では、旬の魚を使った刺身を看板料理のひとつとしています。

注目したいのは、東京都の紹介によると、刺身盛り合わせには八丈島産の魚のみを使用しているという点です。

そのため、天候や漁の状況によっては提供できないこともあるそうです。

これは離島の店ならではでしょう。

いつ行っても同じ魚が食べられるのではなく、

「今日は何が揚がったのか」

によって皿の内容が変わる。

海の状況が、その日の献立になるのです。

近年の口コミでも、カツオや金目鯛、マグロなどの刺身を味わったという声が見られ、地魚の鮮度を評価する投稿があります。もちろん魚種は季節や仕入れによって変わります。

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太田さんも感激!明日葉の天ぷら

もうひとつ、番組で登場するのが「明日葉の天ぷら」です。

個人的には、八丈島へ行ったらこれはぜひ食べてみたい一品です。

おひたしでは感じやすい明日葉特有の苦みが、油で揚げることでほどよく和らぎ、香りとほろ苦さが残ります。

梁山泊は以前から明日葉の天ぷらに力を入れており、東京都の過去の紹介資料では、他の揚げ物とは別に明日葉用の油を使い、良質な葉を厳選して提供すると紹介されていました。

こういうところに、梁山泊の「郷土料理をきちんと料理として出す」という姿勢が感じられます。

単に珍しい島野菜だから出すのではない。

どうすれば最もおいしく酒の肴として食べられるかを考えているのでしょう。明日葉は食べたことがあるけど、美味しいですよね!

「島寿司」も外せない八丈島名物

番組で今回どこまで紹介されるかとは別に、梁山泊へ行くなら覚えておきたいのが名物の「島寿司」です。

島寿司

八丈島の島寿司は、魚を醤油ベースのタレに漬け、甘めの酢飯にのせるスタイルが特徴。一般的な寿司のワサビではなく、カラシを合わせることでも知られています。

梁山泊の島寿司は予約制。

八丈島観光協会も「島寿司は要予約」と案内しており、現在公開されている店舗情報では当日15時までの予約が案内されています。八丈島観光協会

口コミでも島寿司は非常に人気があります。

八丈島へせっかく行くなら、予約時に「島寿司も食べたい」と伝えておくのがよさそうです。

くさや、ブド、島野菜……まだまだある八丈島料理

梁山泊には、ほかにも八丈島らしい料理があります。

代表格が「くさや」。

独特の強烈な香りで知られていますが、焼酎好きなら一度は挑戦してみたい島の保存食です。

さらに興味深いのが「ブド」。

果物のブドウではありません。

カギイバラノリという海藻を煮溶かし、魚の身などを加えて冷やし固めた八丈島の郷土料理です。東京都の観光情報でも梁山泊の代表料理として紹介されていますね。

そのほか、近年のメニュー・口コミ情報では、島タコ、飛魚のさつま揚げ、うみかぜ椎茸、島豆腐、八丈島のジャージー牛乳を使った料理なども確認できます。

まさに一軒で「八丈島の食材図鑑」を味わうような店です。

口コミでも「島の料理を一通り味わえる」と評判

梁山泊の口コミを見ていると、目立つのが、

「八丈島らしい料理を一度に楽しめる」

という評価です。

島寿司、明日葉、くさや、刺身、島焼酎など、旅行者が「八丈島で食べたい」と思う料理がそろっていることが人気の理由でしょう。近年の口コミでも島寿司、青海亀の煮込み、地魚刺身、明日葉料理などを組み合わせて楽しんだという投稿が見られます。

また、一人客の場合は料理をハーフサイズにできる場合があるとの店舗情報もあります。

一人旅で太田和彦さんのようにカウンターに座り、島焼酎を一杯。

そんな楽しみ方も似合いそうです。

梁山泊は「島民の暮らし」を味わう居酒屋なのかもしれない

梁山泊が魅力的なのは、珍しい郷土料理が食べられるからだけではないと思います。

明日葉。

その日に揚がった魚。

島で造られる焼酎。

昔から食べ継がれてきたブドやくさや。

そこには、海に囲まれた火山島で暮らしてきた人々の生活があります。

『太田和彦のふらり旅 新・居酒屋百選』が大切にしているのも、まさにそういう店なのでしょう。

番組公式も、太田さんが地域に根付いた居酒屋を訪ね、主人との会話や土地の料理、酒を通して旅を味わう番組として紹介しています。

「名物だから食べる」のではなく、その料理の背景まで想像しながら杯を傾ける。

梁山泊は、そんな太田さんの酒場旅によく似合う店です。

八丈島へ行ったら、夜は梁山泊へ行ってみたい

八丈富士を眺め、南原千畳敷の黒い溶岩の上を歩き、夕暮れになったら梁山泊の暖簾をくぐる。

そして「情け嶋」のお湯割り。

明日葉のおひたしをつまみ、地魚の刺身を食べ、熱々の明日葉天ぷらを頬張る。

考えただけでもたまりません。

八丈島には行きたいと思いながら、私もまだ行けていません。

しかし今回の『太田和彦のふらり旅 新・居酒屋百選』を見れば、「やっぱり一度行ってみよう」と背中を押されそうです。

旅先の夜は、名所巡りとはまた違う楽しみがあります。

島の酒を飲み、その土地で生まれた料理を食べる。

八丈島の旅なら、その夜の目的地として覚えておきたい一軒が「梁山泊」ではないでしょうか。

八丈島郷土料理 梁山泊 店舗情報

店名: 八丈島郷土料理 梁山泊(りょうざんぱく)
住所: 東京都八丈島八丈町三根1672
電話: 04996-2-0631
営業時間: 17:30~22:00(L.O.21:20)
定休日: 日曜日
アクセス: 八丈島観光協会によると、八丈島空港から車で約6分、底土港から車で約4分
料理: 島寿司、地魚刺身、明日葉料理、くさや、島野菜料理など
酒: 八丈島の島焼酎各種
予約: 人気店のため事前予約推奨。島寿司は要予約
備考: 営業時間・料理・価格は仕入れや時期によって変更される場合があるため、来店前の確認がおすすめです。八丈島観光協会

※台風の時期は避けないといけませんけどね。

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