皆さん、こんにちは!
居酒ジャーナルのお時間です。
本日は「町中華」のお話です。
皆さんの町にもあるでしょう。町中華って、どこにでもありますから。もちろんラーメン専門店も多いわけだけど、町中華は古い店舗が多く、経営者もご年配の方が多いような印象を受けます。
それでいて、潰れないのです。
なぜ潰れないのか?
そんな疑問をまとめてみました。
「町中華」なぜ潰れないのか?
テレビ番組や新聞などでも、町中華の特集があったりしますね。
筆者も新聞などで取材に赴いたことが何度かあります。
気さくな店主が多いのですよ。
一般的にラーメン専門店は、複数のスタッフを雇用し、分業制で効率的な営業を行うケースが多いです。一方、町中華は夫婦や親子で経営するケースが大半と言えましょう。
つまり、この形態は人件費を抑え、経営の持続性を高める要素となっています。
加えて親から子へ経営を引き継ぐことで、世代を超えて経営の継続が可能ということでしょう。だから潰れずに生き残り、古い店舗が多いのでしょう。
「町中華」地域密着型の家族経営
ラーメン店はチェーン展開も視野に入れ、利益を求め、頑張っています。
実際、行列ができているお店も多いですから。
逆に町中華は、家族経営が多いですから、「生計を立てるための商売」なのです。
利益追求を目指すビジネスとは一線を画していると言えますね。
他の個人事業主もそうでしょうけど、「生活ができる収入があればいい」という発想でしょうか。だから値段も安いし、地域のお客様を大切にしている気がします。
今やSNS時代。
デジタル化が進むなか、ラーメン業界ではSNSなどの活用が増えていますが、町中華はどうでしょう。
馴染みのお客さんはそういうのを検索せずに、地元の町中華に足を運んでいます。
地域密着型経営においては、デジタルでは再現できない価値を提供しているとも言えます。
馴染みの店で、いつもの定食、いつものラーメンや焼きめしを食べて、満足なのでしょう。
「町中華」儲からないけど長く続く理由は?味も大切
もちろん大事なのは、味です。
あまりまずい店はないでしょう。
「めちゃウマ」「そこそこおいしい」「安い!」
筆者のイメージはそんな感じですね。
当然ですが、時代に即したメニューの開発など、町中華も進化していかないと、やがて潰れるかもしれませんけど。
大事なことは、家族経営と家賃の節約。人件費の節約。味。
これが生き残りの秘訣だと思われます。
店舗兼住居も多いですからね。
町にある写真屋さんや喫茶店、駄菓子屋さんなども同じで、大きく儲かっていないけど、生活できるレベルを維持していると思われます。
まあ、そんななかでも、町の書店はあきらかに減っています。ネットで買えますからね。
頑張れ、町中華!
まとめ
本日は「町中華はなぜ潰れないのか」をテーマに記事をまとめてみました。地元の町中華を応援しましょう。おいしいお店もたくさんありますし、家族経営だと馴染みにもなれます。会話が苦手なら(筆者も取材以外は苦手)、1人で黙って食べればいいのです。
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