皆さん、こんにちは!
「タクシー運転手さん一番うまい店に連れてって!」(テレビ東京系列)が好きです。いつもおもしろいですね。
2025年10月23日放送回は「秘境の繁盛食堂SP」でした。
素晴らしい内容でした。
何軒か紹介されましたが、ここではカフェ「春秋風亭」を取り上げました。
愛知県豊田市の山間にひっそりと佇みながらも、「タクシー運転手が紹介する秘境の繁盛食堂」として注目を集めているお店です。今回は、そんな唯一無二の名店を、場所・雰囲気・料理・店主&こだわり・訪問時のポイント、の5つの観点からまとめてみました。
「春秋風亭」タクシー運転手さん一番うまい店に連れてって
番組より
場所・アクセス
春秋風亭の住所は、愛知県豊田市御内町大下里3-12。
香嵐渓からさらに約12km、車でおよそ25分という“山奥”の雰囲気のある立地です。
交通手段としては、一般的な公共交通の便は限られており、車かタクシー利用が現実的。番組でも“タクシー運転手が連れて行きたい一軒”として紹介されました。
駐車場も店前・横に8台程度確保されており、車での訪問に対応しています。
そのため、目的を持って訪問する“ドライブ&食事”というスタイルが合っています。
店の雰囲気・空間
こちらは、一軒家風の建物を趣ある空間として使い、店主の手による内装や設えも話題になっています。番組で「約6年かけて店まるごと手造り&ピアノを独学で弾く」と紹介されており、その手間・こだわりが空気に反映されています。 ([テレ東・BSテレ東])
店内には大きなグランドピアノが設置されており、食事を待つ間に自由に触れたり、店主が演奏したりすることも。口コミでも「料理を待つ間、誰でも自由に触れるピアノの存在が嬉しいサプライズ」という声が挙がっています。
座敷あり、カウンターあり、喫煙席なしと、くつろぎを優先した設え。禁煙である点や落ち着いた空間は、女性客やリピーターからの支持も高いようです。
“山奥の隠れ家”という言葉がぴったりで、非日常を味わいたい方には特に映える場所です。
料理・メニューの特徴
このお店を語るうえで外せないのが料理の個性。和食・洋食の垣根を超えて、どこか“遊び心”と“本気”が混ざったメニュー構成です。
看板料理は本格ビーフシチューです。
番組では「和洋極めたダンディー店主自慢の本格ビーフシチュー!」と紹介。 店主自身が“和洋折衷の技”を駆使し、一品料理として丁寧に仕上げています。
その他メニューの多彩さ
例えば、「仔牛のタンを使用した牛タンシチュー(2,600円)」や、「猪肉の赤ワイン煮込み(2,600円)」、「チーズカレー(1,300円)」、「うな丼そば御膳(3,200円)」など、和食・洋食が交錯するラインナップ。
また、食べログの口コミには「うな蕎麦御膳」を実食したレポートもあり、天ぷら、そば、うな重がセットになった満足感の高い内容だったとも。
warpigさんの写真(食べログ)
価格帯としてはランチで1,000~1,999円。
なまらうまいさんの写真(食べログ)
訪問時の営業メニューのポイント。
曜日によってメニューの傾向も変わるようで、「日・月が洋食日、火・水が定休日、木・金・土がそばとうなぎの日」といった区分も紹介されています。予約をしてから訪れるのが安心でしょう。
店主・こだわり・“秘境たるゆえん”
この店が“秘境の繁盛食堂”と呼ばれる所以は、ロケーションだけでなく、店主の生き様・こだわりにありますね。
店主は82歳(番組当時)というベテランで、奥様(81歳)と二人で切り盛り。人里離れた場所ながら毎日お客さんが絶えないのも、店主の“全部手作り”という点でしょうか。
建物そのものを6年かけて手造りしたというエピソードもあり、料理だけでなく“空間”自体が作品のようです。
また、ピアノ演奏が店内で聴ける、という点が“飲食店”という枠を超えた体験を生んでいます。
こうした「一軒家山奥」「手造り」「演奏体験」「多ジャンル料理」の組み合わせが、俗に言う“秘境”感と“足を伸ばす価値”を両立させているようです。
番組で紹介されていましたが、店主は22歳のときにブティクを経営、その後、フランス料理の店を出し、さらに「たまたま立ち寄った」という今の店舗を開くことに。
「自分でやりたいことをやる」とおっしゃっていましたが、奥様は最初は反対。でも、「言ってもきかない」ということで、今は2人でお店を。
良い奥様ですね。
訪問時のポイント・覚えておきたいこと
予約がおすすめ:山間ゆえに席数も限られ、またメニュー曜日制もあるため、事前に電話予約しておくと安心です。
アクセスの確認を:ナビだけでは迷いやすい場所という口コミもあり、「神越渓谷ます釣り場」の看板を目印にするなど、道順を把握しておくと安心。
車・タクシー利用が安心:公共交通では時間・本数ともに制約あり。運転に自信がある方以外は、運転手付きタクシーやレンタカー利用を検討すると良いでしょう。
メニュー・曜日をチェック:和洋どちらを狙うか、そば・うなぎの日か洋食の日か、という区分が存在するようです。訪問目的に応じて曜日を選ぶのも手です。
空間も楽しむつもりで:料理だけでなく、ピアノ演奏や落ち着いた座敷・和モダンの雰囲気、山の中の静けさなどを“味わう”余裕を持つとより豊かな体験になります。
時間に余裕を持って:山奥のため、アクセスに時間がかかることや、駐車場の状況・道のコンディションを考慮して、余裕を持って出かけましょう。
店名:春秋風亭
住所:愛知県豊田市御内町大下里3-12
電話番号:0565-62-2668
営業時間:09:00~18:00(月・火・木・金・土・日)
定休日:水
まとめ
春秋風亭は「なぜこの場所に?」という疑問すら、“行く価値”を帯びた店です。アクセスの困難さ、手造りの建物、和洋折衷の料理、店主の個性――どれも“ただ食事をする”以上の体験を約束してくれます。タクシー運転手が「一番うまい店」と紹介する背景には、こうした“足を伸ばす価値”が明確にあるのでしょう。
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