「世界の山ちゃん」元専業主婦の新代表の経営手法とは?過去最高売上!カンブリア宮殿

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皆さん、こんにちは!

本日はテレビ東京「カンブリア宮殿」の話題です。
2025年7月31日放送(夜11:06~11:55)を観ていると、
世界の山ちゃん」が登場しました。

番組内容は【「世界の山ちゃん」過去最高売上 元専業主婦の経営手法】というもの。
タイトルに惹かれ、チャンネルを合わせました。

とても興味深い内容でしたので、ご紹介したいと思います。

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「世界の山ちゃん」元専業主婦の新代表の経営手法とは?過去最高売上!

名古屋で創業した「世界の山ちゃん」。小学校教員から専業主婦となり、夫との死別で経営者になった久美。様々な苦悩を乗り越え、過去最高売上を突破した舞台裏に迫る。
(番組紹介)

人気の手羽先:世界の山ちゃんHPより

1981年に名古屋で山本重雄氏が創業した「世界の山ちゃん」。
独特なスパイスが効いた「幻の手羽先」は実に美味しいですね。2014年には海外に進出し、年商75億まで伸びました。ところが、2016年にカリスマだった創業者の重雄氏が突然倒れ、死去。その後を継いだのは、妻であった元専業主婦の山本久美代表でした。

経営経験のない新代表の山本氏に危惧する声も多かったそうですよ。
番組ではそのあたりの事情にも触れていました。山本氏は独自路線を打ち出し、なんと、
過去最高の売上を達成したのです。

う~ん。気になりますね。
いったいどんな主婦なのか、どんな経営手法だったのでしょう?

山本久美氏は中学時代、バスケットボールの全国大会で優勝した経験を持つ元アスリートです。 愛知県教育大学卒業後、小学校教諭を務めるかたわら、小学生男子ミニバスケットボールクラブチームの監督としても活躍。指導者としてチームを全国大会優勝に導いています。 2000年に「世界の山ちゃん」創業者の山本重雄氏と結婚。

創業者はカリスマ経営者として社内でも人気が高く、トップダウンの経営で一時代を築いたわけですね。そんなカリスマ経営者の死去で社内外に動揺が走ります。

ところが、経営素人の久美氏はさまざまな改革を実施し、“脱創業者”(脱会長)を掲げました。門外不出の手羽先の販路を拡大。新たなデザートメニューなどで客層の拡大も図りました。

その結果、過去最高売上を更新!
小学校教員から専業主婦となり、夫との死別で経営者になった久美氏。番組ではその舞台裏に迫っていましたね。

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「世界の山ちゃん」元専業主婦のトップが打ち出した数々の改革とは?

まずユニークなのは、「キッチンカー」での販売。これは社員からの提案でした。
もともとは創業者がNGを出していたそうですが、そのタブーを破って店の外でも楽しめるようにしたのです。キッチンカーは販売を始めるとたちまち人々が集まる人気ぶりに。
キッチンカー限定メニューの幻のチューリップも販売です。

さらに山本氏が取り組んだのはデザート。商品開発部の元パティシエなど、山本氏が採用してデザートに力を入れ始めました。

これまでの山ちゃんのデザートはバニラアイスなどのシンプルなものばかりでしたが、女性や子どももターゲットにデザートを強化。これが大当たり!

また以前は座敷中心で、大衆居酒屋っぽい内装でしたが、最近オープンした新店は女性や家族連れが訪れやすいファミレスのような内装に。

さらにさらに、新しいコンセプトのお店も登場。東京・有楽町の店舗では行き交う新幹線が見ることができ、高級な雰囲気の造りに。キッチンで焼いているのは旬の魚。お店の名前は 「山 ワンランク上の世界の山ちゃん 有楽町店」。ワンランク上の「山」です。
おもしろいですね。

引用:有楽町店HPより

同店は、山ちゃんでは提供していないこだわり抜いた食材が楽しめる高級路線の店舗です。一番の特徴は客に見えるところで魚を焼く「原始焼き」です。

「世界の山ちゃん」トップダウン型経営からボトムダウン経営の転換

2016年に夫が自宅で倒れ、その日のうちに亡くなりました。会社からは跡を継いでほしいと何度も言われましたが、ずっと断っていたそうです。

ところが……。
「てばさ記」という瓦版通信があるのですが、夫に進められて書くようになり、結婚直後から25年以上続き、今も山本氏が毎月1人で制作していると言います。夫が亡くなった直後も、夫と会社を思いながら書いていて、そのとき、ようやく、会社を継ぐことが自分の運命だと感じたそうです。

こうして素人の専業主婦がいきなりトップに!

あるとき、夫の友人の経営者が訪ねてきて、「あなたには会社経営は無理だ」などと面と向かって言われ、涙を流したと言います。
そんなエピソードも番組で紹介されていましたね。

しかし、ここで発奮!

よくやく腹が座ったそうです。
それまでのトップダウン型経営から社員の自主性に重点を置く「ボトムアップ型」に方向転換。するとオリジナルメニューが生まれるなど、改革が進み、「脱会長」路線が功を奏して飛躍していったということでした。

なるほど。

小学生男子ミニバスケットボールクラブチームの元監督。指導者としてもチームを全国大会優勝に導いていて、それが経営にも活かされているとおっしゃっていました。店舗はひとつのチームだという考え方です。

番組を観ていて思ったのは、彼女の「ボトムアップ型」の経営手腕。社員にすごく寄り添っているのがわかりますね。
創業者というのは、カリスマ経営者が多いものですが、その路線を踏襲すると、失敗しかねないからね。

筆者の知り合いでも、カリスマ経営者の跡を継いだ二代目社長がいて、創業メンバーと意見が対立。最終的には複数の創業メンバーに辞めてもらったのですね。結果、改革が進み、売上を伸ばしています。
そんなことを思い出しました。

まとめ

本日はカンブリア宮殿からの情報をお届けました。この番組のよさは、わかりやすく紹介していることでしょう。元専業主婦が何を改革したのかがすごく伝わってきました。まあ、筆者のようなライターには会社経営は関係ありませんが、どんな職業にも「発奮」「奮起」することは大事でしょう。そう思いましたね。

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