「出入橋きんつば屋」大阪名物の変わらぬ味！昭和５年創業で手焼きの旨さがクセになる

皆さま、こんばんは（こんにちは）。

大阪はうまいもんの宝庫ですが、今回は「きんつば」を取り上げました。
昭和５年（1930）創業、「出入橋きんつば屋」です。

それにしても、かなりの老舗。
変わらぬ味で、変わらぬスタイルで一個ずつ丁寧に手焼きし、甘さも控えめ。
小ぶりサイズで食べやすく、めちゃウマ！
クセになりますよ。

場所は地下鉄西梅田駅から徒歩で５分ほど。少し歩きますが、店舗の壁の大きな文字が目印です。

お土産用に買う人が多いようですが、店内には喫茶スペースがあるので、そこで食べられますよ。

「出入橋きんつば屋」大阪名物の変わらぬ味！

おじゃましま～す。
この日は喫茶スペースでいただくことにしました。

きんつば3個（350円）を注文すると、すぐにお茶と一緒に届きましたよ。

おいしそうですね。
中を割ってみます。なるほど。あんがたっぷり。

一口食べてみます。
うん、これはおいしい。甘さが控えめで、これなら3個は楽勝でしょう。
上品な甘みです。

長い歴史を感じさせてくれる味とも言えますね。
衣も、中身も、驚きのふんわり感だし。おまけに焼きたてですから、味は格別でした。
いや～、焼きたてはうれしいですね。
もちろん家族へのお土産にもいいでしょう。

「出入橋きんつば屋」昭和５年創業で手焼きの旨さがクセになる

衣も厚すぎず、薄すぎず、日保ちしないので、当日中に食べないといけないようですけどね。

ちなみにお土産用のきんつばは10個入り1100円から。
ほかにも、わらび餅やらところ天、あんみつ、ぜんざいなどもありますよ。

なお、夏場はかき氷が評判のようです。

代表の白石誠治さんは、こう言っています。

「他店より砂糖の量が少なめなのです。１割ほど少なくしています。お土産用は冷凍してもOKですし、夏場は凍らせたまま食べる方もいますよ」

へえ。そうなんだ。
凍らせたきんつばを一度食べてみたいものですね。

きんつばの歴史とは？

きんつばは、関西で誕生した和菓子。
ブロック状の四角い粒あんの塊に小麦粉の生地をまぶして鉄板で焼き上げたものです。
江戸時代にすでにあったと言われていますが、もともとは丸く、刀のつばに似ていることから、この名があり、明治になって四角い形になったようです。

焼き工程を見せていただきましたが、
さすがに慣れた職人技を見ているようでした。
焼き工程はきわめてスピーディーです。

衣をつけ、鉄板に焼きつけていきます。

６面体をすべて焼けば、完成です。
北海道産の小豆を上白糖で焚き、寒天を加えて冷やして固め、小さく四角に。
そのあんに、小麦粉と水のみで作った衣をまとわせ、鉄板で焼いていくのです。

完成品

素晴らしい。
ありがとうございました！

店舗情報