亀の刺身ってどんな味?小笠原・父島「洋風居酒屋CHARA」と島の亀食文化【サンドノックマン】

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皆さん、亀の刺身って知ってますか?筆者は知りませんでした。

2026年10月25日(日)に放送されたTBS系列の『サンドノックマン~日本一行きづらい店に行ってみた~』。なかなかおもしろい番組でした。「なぜ、こんなところにお店があるの?」という素朴な疑問から、日本各地の秘境にあるお店を徹底取材するという内容です。

今回の舞台は、東京から南へ約1,000km離れた小笠原・父島。そこで紹介されたのが「洋風居酒屋CHARA(チャラ)」です。画面に映ったのは、亀の刺身1,680円、亀の煮込み1,250円という見慣れないメニュー。興味が湧いたので、調べてみました。

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小笠原・父島はどんな島?

小笠原諸島は日本列島から約1,000km、マリアナ諸島から約550km離れた場所にあり、どの島も誕生以来一度も大陸と陸続きになったことがない海洋島です。独自の生態系が評価され、平成23年6月に世界自然遺産に登録されました。

この島が「日本一行きづらい」と言われる理由は、空港がないことです。交通手段は船のみで、貨客船「おがさわら丸」が東京の竹芝客船ターミナルと父島の二見港を片道24時間で結んでいます。しかも約6日に1便のペースなので、一度島に渡ると最低でも数日は滞在することになります。まさに秘境ですね。

洋風居酒屋CHARAってどんなお店?

CHARAは、父島のメインストリートから少し入ったところにある居酒屋です。湾岸通りを一本入った場所にあり、港から歩いてすぐの距離です。

お店の公式ブログによると、島内最大の広さを誇り、個室やテラスもあって、テラスでは炭火焼肉も楽しめるそうです。島の食材を豊富にそろえ、島のお酒や亀料理、島塩、島ラー油などを、島の音楽を聴きながら味わえるお店とのこと。

また、釣り好きの店長さんが新鮮な魚を出してくれるお店で、入口の天井には巨大なカンパチの魚拓が貼られているという口コミもありました。入った瞬間からテンションが上がりそうです。

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名物はやっぱり「亀の刺身」と「亀の煮込み」

番組より

番組でも紹介された亀料理は、CHARAの看板メニューです。使われているのはアオウミガメ。ブログ記事などでは、その年に獲れたものを「新亀(しんがめ)」と呼んでいます。

実際に食べた人のレビューを見ると、亀の刺身は臭みがなく、亀のローストは本当に肉かと思うほど柔らかいと好評です。ほかの飲食店で亀刺しを食べた旅行者は、魚というより動物系の刺身に近い感覚と表現していました。魚とも肉とも違う、不思議な食感のようです。

亀の煮込みは、小笠原の家庭料理としても親しまれる一品です。さまざまな部位を塩だけで味付けして煮込んだ「亀煮」も名物のひとつとされています。

さらにCHARAでは、時期によって亀のレバー刺しや亀の白子が登場することもあり、レバ刺しは臭みがなくとろける食感、白子ポン酢はクリーミーな味わいなのだとか。どちらも本土ではまず見かけない、まさに幻のグルメです。

亀料理以外の人気メニュー

CHARAは「洋風居酒屋」の名前どおり、メニューの幅が広いのも魅力です。

  • 父島産釣り物ソデイカリングフライ:「日本一の大きさ」をうたう、お店ならではの名物です。1人で食べ切れるか店員さんに相談した人もいるほどのボリュームのようです。
  • 島寿司:小笠原名物の島寿司もしっかりそろっています。
  • 本日の島鮮魚刺身5点盛り:釣り好き店長ならではの一皿です。
  • パパイヤキムチ、カルパッチョ、ピザ、ローストビーフなど、洋風メニューも人気です。
  • お酒:海底熟成ラムや、黒麦焼酎「CHARA」も味わえるそうです。
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小笠原ならではの亀食文化

「ウミガメを食べてもいいの?」と思った方もいるかもしれません。筆者もそうでした。

調べてみると、アオウミガメは絶滅危惧種に指定されていますが、昔からカメ料理の文化がある小笠原では、年間135頭まで食用に捕獲することが認められています。島では大衆的な食べ物で、居酒屋などでも人気のメニューなのです。

ある亀料理を出す本土の店主は、父島で亀漁師と一緒に解体した経験を語っており、地元では解体後の甲羅や骨も畑の肥料として無駄なく使われているそうです。命をいただく文化が、今も大切に受け継がれているのですね。

一方で、小笠原の個体群が減った一番の原因は、過去の食用目的の乱獲だと言われています。島では保護活動も続けられており、食文化と保全の両立が図られています。

父島には亀料理が食べられるお店がほかにも

父島には、CHARA以外にも亀料理を楽しめるお店があります。たとえば「茶里亭」には亀の刺身や亀の煮込みがあり、「ハートロックカフェ」にはサメバーガーや亀煮丼があります。お店ごとに味付けや食べ方が違うので、食べ比べも楽しそうです。本土ではなかなか味わえない、貴重な体験ですね。

口コミ・評判

ネット上の口コミをまとめると、次のような声が多く見られました。

  • 席数が多いので大人数でも利用しやすく、メニューも豊富で提供も早い。父島の飲食店の中でも上位という評価
  • 4人ほどの個室を2人でも使わせてもらえたという声
  • おがさわら丸の入港日は人通りが多く、人気店のCHARAもほぼ満席だったという体験談
  • 入港日は満席になる店も多いので予約しておくと安心というアドバイス

特に「おが丸」の入港日は混み合うので、事前予約がおすすめです。

アクセス

まずは東京・竹芝客船ターミナルから「おがさわら丸」に乗船し、約24時間かけて父島の二見港へ向かいます。往路は夜行、帰路は昼行の運航です。

二見港に着いたら、お店までは歩いて行けます。父島二見港船客待合所から徒歩5分ほどです。

【店舗情報】洋風居酒屋CHARA(チャラ)

項目 内容
店名 洋風居酒屋CHARA(チャラ)
ジャンル 居酒屋
住所 東京都小笠原村父島字東町
電話番号 04998-2-3051
営業時間 17:00~24:00(LO 23:00)※情報源により17:30開店の記載あり
定休日 不定休
予算 3,000~3,999円
アクセス 父島二見港船客待合所より徒歩5分
番組で紹介されたメニュー 亀の刺身 1,680円/亀の煮込み 1,250円

※営業時間や価格は変更されている場合があります。お出かけ前に、お店に直接ご確認ください。

まとめ

『サンドノックマン』で紹介された父島の「洋風居酒屋CHARA」は、船で24時間かけないとたどり着けない、まさに日本一行きづらいお店のひとつです。亀の刺身や煮込みといった島ならではの幻のグルメに加え、巨大ソデイカリングフライや島寿司、島のお酒まで楽しめます。

亀料理には、小笠原の長い歴史と、自然とともに生きる島の暮らしが詰まっています。父島を訪れる機会があれば、ぜひ味わってみたいですね。

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