【帰れマンデー10/19】宇都宮「味一番」干し貝柱が隠し味の餃子と変化球の「餃子饂飩」
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帰れマンデーで宇都宮の餃子名店巡り
2026年10月19日放送のテレビ朝日系『帰れマンデー見っけ隊!!』は、餃子の街・宇都宮が舞台でした。餃子店で働くプロたちがすすめる、本当においしい餃子店を探す旅です。M!LKの塩﨑太智さんが初参戦し、サンドウィッチマン、栃木県出身のU字工事、アンタッチャブルの山崎弘也さんらが食べ歩きました。
紹介された3軒は、U字工事おすすめの揚げ餃子が名物の「香蘭」、ジャンボ餃子の「悟空」、そして今回取り上げる「味一番」です。干し貝柱を隠し味にした餃子もおいしそうでしたが、筆者がいちばん驚いたのは「餃子饂飩」でした。餃子の街に”餃子のうどん”があるとは思いませんでした。
創業60年以上の老舗町中華「味一番」

味一番は1958年に創業した中華料理店で、東武宇都宮駅周辺の繁華街・江野町にあります。餃子専門店が次々と生まれた昭和30年代に開業した、宇都宮餃子の草分けのひとつです。
現在は二代目の印東義雄さんが厨房に立っています。店内には座敷、テーブル、カウンターがあり、家族連れも一人客も気軽に入れる雰囲気です。番組では「激安!町中華店」として紹介されました。昭和の食堂そのままの空気感も、このお店の魅力のひとつです。
こだわり① 一から手作りする「自家製の皮」
味一番の餃子の土台は、店で一から作る皮です。先代から受け継いだレシピを守り、水分を多めにして仕込む皮は、ふっくらもっちりとした弾力が持ち味です。複数の粉を混ぜる独自の配合も、店の個性を支えています。
焼餃子の皮の厚さは約1.1mm、1個の重さは約22gです。宇都宮餃子らしく小ぶりで、何個でも食べられるサイズ感です。
こだわり② 干し貝柱と味噌が隠し味の「野菜たっぷり餡」

番組でも注目されたのが餡です。野菜と肉の割合は約7対3。野菜は細かなみじん切りと粗めのみじん切りを組み合わせ、シャキシャキとした歯ごたえが出るように工夫しています。さらに干し貝柱と味噌を加えることで、軽やかな野菜の味わいに深いうま味を重ねています。
野菜中心の餃子は、ともすれば淡白になりがちです。そこに干し貝柱の海の旨みと味噌のコクを足すことで、タレなしでも満足できる奥行きが生まれるのでしょう。素朴な町中華の餃子の中に、職人のひと手間が感じられます。
価格は焼餃子5個で300円です。餃子は焼餃子・水餃子・揚餃子の3種類があり、食べ比べもできます。最近は酢とこしょうを混ぜた「酢こしょう」で食べる人も多いそうです。地元ではラーメンと餃子の組み合わせが、長く親しまれてきた定番の食べ方とのことです。
餃子の変化球「餃子饂飩」600円

いちばんの注目が「餃子饂飩(ぎょうざうどん)」です。名前から「餃子味のうどん?」「うどんに餃子が入っている?」と想像しがちですが、正体はまったく違います。
二代目の印東さんによると、餃子の皮は薄く伸ばした生地を丸く抜いて作るため、余った生地が出ます。この”残皮(ざんぴ)”を練り直して作ったうどんが餃子饂飩です。
まかないから人気メニューへ
もともとは商品ではありませんでした。練り直した残皮は固くなります。店では、餃子の皮はふっくらもっちりしているほうがよいと考えていて、残皮は使わずに捨てていました。もったいないということで、まかないとして作り始めたのが始まりです。

番組より
お酒を飲んだあとの裏メニューとして常連さんの間で評判になり、やがて正式なメニューに加わりました。残った生地で作るため、1日30食の限定で、早めに売り切れる日もあります。
食べ方は”自分で仕上げるつけ麺”
運ばれてくるのは、鶏ガラでとった黄金色のスープに浸ったうどんと、ひき肉と味噌が入った小さな器です。うどんのスープをれんげで5杯ほど器に入れ、味噌とひき肉をよく混ぜると、つけ汁が完成します。つまり、つけ麺スタイルなのです。
ひき肉や玉ねぎは餃子の餡と同じもので、にんにくとしょうがの香りも餃子そのままです。餃子の具を麺で味わうような一杯で、「餃子饂飩」という名前にも納得です。
麺は、練り直すと固くなる残皮の性質がそのまま喉ごしとコシになっているそうです。中力粉で作る一般的なうどんより少し固めで、つるつるした食感は餃子の皮に近いといわれています。量は230グラム弱とボリュームもあります。
薬味として味噌と辛みそが用意されていて、薄くなったら味噌を、濃くなったらスープを足して、つけ汁の味を自由に調整できます。途中から辛みそでピリッと変化をつけるのもおすすめです。
もつ煮込み500円にも注目
番組では「もつ煮込み」(500円)も紹介されました。口コミでは、脂っこいもつ煮というより、もつ入りの豚汁や味噌汁に近いゆるめの汁物で、もつ煮が苦手な人でもあっさり食べられると評されています。餃子とビールの合間につまむのにちょうどよさそうです。
ほかにもラーメン、チャーシューメン、味噌チャーシューメン、ネギ味噌ラーメン、モツ煮込み定食、鶏の唐揚げ定食などがあり、町中華らしく品数も豊富です。
口コミ・評判
地元のクチコミサイト「栃ナビ!」には、ラーメンと餃子の安さと懐かしい味を評価する声が多く寄せられています。
- 餃子饂飩について:餃子の皮で作った饂飩はつるつるで、スープもさっぱり。野菜たっぷりの餃子もおいしかった
- ラーメンと餃子について:あっさり醤油スープにやや細めのストレート麺の王道中華そば。餃子はもちもちの皮に野菜たっぷりの餡で、焼き加減も絶妙。どちらも昭和レトロな価格
- 雰囲気について:外観も店内も昔ながらの昭和の食堂。パイプ椅子のテーブル席もレトロで、奥に座敷が2つある
- 家族連れの声:座敷や子ども用の食器があり、子連れにはありがたい
また、Snow Manの佐久間大介さんが撮影で訪れた店として、娘さんのリクエストで来店したという口コミもありました。若い世代のファンにも知られ始めているようです。今回の放送で、さらに注目が集まりそうです。
まとめ
宇都宮「味一番」は、1958年創業の老舗町中華です。自家製のもっちりした皮に、干し貝柱と味噌で旨みを足した野菜たっぷりの餃子は、まさに”地元の味”です。そして、残った皮を無駄にしないという思いから生まれた「餃子饂飩」は、餃子の街ならではの一杯といえます。
宇都宮で餃子をはしごするなら、締めに餃子饂飩という楽しみ方もできます。1日30食限定なので、お目当ての方は早めの時間帯に訪れてください。
店舗情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 店名 | 味一番(あじいちばん) |
| 住所 | 栃木県宇都宮市江野町2-7 |
| 電話 | 028-634-8363 |
| 営業時間 | 11:00〜20:00(L.O.19:30)※ |
| 定休日 | 不定休 |
| 席数 | 約35席(座敷あり)※ |
| アクセス | 東武宇都宮駅から徒歩約4分 |
| 駐車場 | なし(近隣のコインパーキングを利用) |
| 主なメニュー | 焼餃子(5個)300円/餃子饂飩600円(1日30食限定)/もつ煮込み500円 |
※営業時間と席数は栃ナビ!の掲載情報によるものです。

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