「グリル末松」(神戸三宮)オムライスランキング1位!魔法のレストラン

テレビ番組
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皆さん、こんにちは!

2025年10月1日放送のMBSテレビ『水野真紀の魔法のレストラン』(毎週水曜 後7:00 ※関西ローカル)では、食のプロが選ぶ「京阪神ホンマに美味しいオムライス」ランキングを届けるという内容でした。

関西グルメ界をけん引する50人が「絶賛する京阪神のオムライス」をランキングで発表です。
その中で、なんと、ランキング1位に輝いたのが、「グリル末松」(神戸三宮)のオムライス!

見た目はシンプルながら、めちゃウマなんですね。
いったいどんなお店か。詳しく見ていきましょう。

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「グリル末松」オムライスランキング1位!

す〜さん!さんの写真(食べログ)

「魔法のレストラン」でオムライス部門の人気第1位に選ばれたという栄誉は、ただの“美味しい”だけでは語れないでしょう。
料理人のこだわりとお店の空気、そしてお客の期待を超える“魔法”がそこにあるからこそ。三宮の老舗洋食店 「グリル末松」がその頂点に立ったオムライスには、そんな魅力がいくつも潜んでいます。

グリル末松は、三ノ宮駅から歩いて10分ほど。喧騒を少し離れた場所にひっそり佇むその姿は、洋食屋らしい木のドアとシンプルな看板が目印です。開店前から行列が始まることもしばしばで、外観からすでに“期待感”を煽る演出をしてくれます。

店内に足を踏み入れると、まず印象に残るのは1階のカウンター席、2階のお座敷。決して広くはない空間ですが、厨房の臨場感が伝わるカウンター、壁には常連客らしきサインがびっしり。郷愁というか、町の洋食屋としての温かみが感じられます。

こうした空間設定こそ、料理への高揚を後押しする舞台装置とも言えるでしょう。

「グリル末松」のオムライス、見た目の完成度は卵のドーム?

番組より

グリル末松のオムライスを語るとき、まず誰もが「その形」に驚きます。厚みを持たせながらも丸みを帯びた卵のドームは、まさに“ぷくん”とした膨らみを感じさせ、「まるでラグビーボールだ」と例える人もいるほど。

薄く、しかも均一に焼かれた卵。これだけ鮮やかな黄色を保った卵皮を、破らずに中身を包むのは至難の業。そこには火加減、熟練の手さばきが不可欠です。この卵膜が、ご飯(チキンライス)を優しく包み込んでくれます。見た目以上に繊細な食感と一体感を生むのです。

中身の丁寧さ!ケチャップライスと具材のバランス

オムライスの心臓部は、やはりチキンライス。グリル末松では、具材を前面に主張させるのではなく、シンプルでありながらしっかりとした味わいを追求しています。ケチャップベースで炒める際には、玉ねぎがシャキッとした食感を残すよう火を通し、鶏肉(または鶏ミンチ)も細かめに仕立てて、ご飯全体に一体感を持たせるよう調整しているという評も。

このご飯をぎゅっと詰めるように卵で包むことで、断面を見せたときに“つまった感”を感じさせる見映えと満足感を創出します。実際、利用者の口コミには「ご飯がきれいにぎっしりしている」という声もあります。

ソースの力!デミグラス+ほのかなカカオ風味

オムライスにかかるデミグラスソース。本来、ケチャップライスと卵の味わいを脇役にしないよう、ここにかけるソースは重要な役割を持ちます。グリル末松のソースは、濃厚さはありつつ重すぎず、またほんのりとした苦味やカカオ香を感じさせる風味が絶妙にブレンドされています。

この“隠し味”的な香りが、甘めのケチャップと卵のコクを引き締め、最後のひと口まで飽きさせないアクセントになります。ソースの流れ具合、かかり具合も絶妙で、卵を切った瞬間に美しいソースのストライプを描くようなビジュアルになることも多く、見た目の驚きも提供してくれます。

食べる喜びがあふれるオムライス

オムライスを口に運ぶ瞬間、その喜びは多層的です。まず「薄いのに破れない卵膜」がふわっと軽く崩れ、その下から熱々で香り豊かなケチャップライスが現れる。
咀嚼するたびに、ライス → 鶏の旨味 → ケチャップの甘酸 → デミグラスの苦味と深み……という味の段階的な重なりが口内で踊ります。

加えて、卵とケチャップライスの温度差、米の粒感と卵の滑らかさ、ソースのとろみ。これらすべての要素が調和し、「洋食屋さんの正統派オムライス」としての格を感じさせてくれるのです。

名物のオムライスは1320円!この価格でこの満足感

末松のオムライスは、1320円。良心的な価格帯で提供されています。“高級”というほどではないけれど、手を抜かない丁寧な仕事ぶりと感動を提供する、絶妙なコストパフォーマンス。この点も、テレビ番組で「人気1位」を獲得するにあたって評価につながったことでしょう。

また、店主は「祖父の名前・末松」を店名に据えているとされ、その思い入れから一つひとつの料理に誇りを込めているという話も伝わっています。

総評:万人を虜にする“魔法の一皿”

グリル末松のオムライスが「魔法のレストラン」で堂々1位になった理由は明白です。見た目の美しさ、調理の丁寧さ、具材とソースのバランス、そして価格とのバランス感覚――これらがすべて高次元で結びついており、しかも“驚き”や“幸福感”を感じさせる余白を残してくれる。伝統×技術×創意が融合し、「また食べたい」と思わせる、記憶に残る一皿なのです。

店舗情報
店名:グリル末松
住所:兵庫県神戸市中央区加納町2-1-9
電話:078-241-1028
営業時間:11:30~14:30、18:00~22:00
(月・水・木・金・土・日)
定休日:火
アクセス:JR東海道本線「三ノ宮」駅から徒歩10分
JR山陽新幹線「新神戸」駅から徒歩15分

 

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